福井翻訳ミステリー読書会

翻訳ミステリー中心の読書会、福井翻訳ミステリー読書会の情報をお知らせしています。

【満員御礼!】「第6回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会」開催のお知らせ(12/21追記:ありがとうございます。満席につき【受け付け終了】いたしました!)

☆ゲストに翻訳者の相山夏奏先生、二見書房の担当編集者様のご参加が決定いたしました!(11/28追記)

 

日に日に寒くなり着実に冬の足音が聞こえていますが、皆様お変わりないでしょうか。

 

さて、本格的な冬を迎え雪で身動きできなくなるその前にと、「第6回福井読書会」を2020年12月26日(土)に開催する事が決定いたしました。

 

なお、またぞろ新型コロナウイルスの感染が広がっている状況を見て、今回も〈オンライン〉での開催となります。

 

課題書は『世界の終わり、愛のはじまり』コリーン・フーヴァー 著/相山夏奏 訳(二見文庫)。

 

ミステリーじゃなくてロマンス小説?!

 

確かにロマンス小説かも知れませんが、あの『秘めた情事が終わるとき』のコリーン・フーヴァー、果たして結末はどうなるのかハラハラしてしまうあたりはミステリーと言っても過言ではない・・・ってのはちょっと強引?(笑)。

 

主人公のリリーは理想的な恋人を得たはずが、彼が抱えていた秘密や自身が抱えていた痛みに、傷付き悩む主人公と共に〈愛〉の意味を一緒に考えてみませんか。

 

年末の慌ただしい時期ですが、ご都合つく方は下記をご覧のうえ、是非ご参加下さい。

 

【第6回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会】
日     時:2020年12月26日(土)開始20:00 終了22:00頃
場     所:ミーティングIDをご参加の方に案内
課  題  書:『世界の終わり、愛のはじまり』(二見文庫)
                     コリーン・フーヴァー 著/相山夏奏 訳
定     員:12名(世話人・ゲスト含む)
参  加  費:無料 ※課題書は読了してきて下さい。
募集開始:2020年11月28日(土)午前10:00より

 

【申し込み方法】
専用アカウント(fukui.honyaku.bookclubあっとまーくgmail.com)までメールにてお申し込み下さい(あっとまーくを@に置き換えてお送り下さい)。
件名を「福井読書会6」とし、メール本文には下記の内容をご記入お願いいたします。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.お名前:
※ ご本名でお願いいたします。商業媒体に発表されている方は筆名でもかまいません。
2.緊急連絡用の電話番号:
3. お住まいの都道府県:―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

※ 定員に達した時点で受付を締め切ります。
※ お申込み後、順次受付確認のメールをお送りしますので、@gmail.comからのメールを受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。
※ お申込み後、数日を過ぎてもこちらから返信がない場合はお知らせください。

 

なお、web会議用のアプリを使用いたします。

4回目のオンラインでの開催となりますが、今回もリアルに近い形で開催したいので、恐れ入りますが顔出しでの参加をお願いいたします。

 

 

年の瀬も迫った時期での読書会となります。

忘年会気分でお気軽にご参加ください!

「第4回福井翻訳ミステリー読書会」レポート(課題書:エラリイ・クイーン『災厄の町(新訳版)』)

4回目となる「福井翻訳ミステリー読書会」は、第3回に続きオンラインにて2020年8月29日(土)に開催いたしましたので、すっかり遅くなりましたが簡単ではありますがレポートを記しておきたいと思います。

 

課題書は『災厄の町(新訳版)』エラリイ・クイーン 著/越前敏弥 訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

実は世話人二人ともクイーンどころか本格ミステリそのものに疎く、

 

「クイーンを課題書にしちゃって本当に大丈夫?!」

「ガチのミステリファンに滅多刺しされない?!」

 

なんて不安に思っていたところ、翻訳者の越前先生がゲストで参加して下さる事になりどれだけ安心した事でしょうか(笑)。

 

さて、当日は世話人とゲストの越前先生を含め合計12名での開催となりました。

生粋のクイーンファンや本格ミステリファンの参加者に圧倒されるのでは無いかとも思っていたのですが、今回初めてクイーンを読むという方も含めてクイーンは初心者だという参加者が半数以上を占めました。

なので、割と純粋に課題書そのものに関する感想が多かったので、その一部をご紹介いたします。

 

 

・初めてクイーンを読むけど、本作は読みやすかった。

・クリスティっぽい。

・最後まで犯人が分からなかった。

・途中で犯人については分かった。

・裁判の場面が印象的だった。

・事件が起こってから小さな町の中でライト家が孤立していく様子というのは、どこも同じで分かりやすい。

・他のクイーンの作品との違いを感じる。

・最後の謎解きの部分が難しく、なかなか理解しづらかった。

・舞台となるライツヴィルの様子や、町の人たちがライト家に対して噂したり怒ったりする様子が興味深く読めた。また、そういった様子は現代にも通じるものを感じた。

 

などといったところが、ざっくりとした主な感想として上がりました。

犯人について途中で分かった方と分からなかった方と、二分するような結果になったのですが、犯人が分かったという方もどの時点で分かったかそれぞれ違っていたのも面白かったです。

 

なお、越前先生からは、「クイーンは裁判のシーンを本書で描きたかったのではないか」、「影の主役はライツヴィルという町そのもの」といったお話も。

 

クリスティっぽいという意見には何人かの方も賛同されていて、ライツヴィルをイギリスの田舎町のような雰囲気で描き、「クリスティが描いたようなネタであってもクリスティとは違うものをというところを見せたかったのでは」といった考察もなされました(わ、真面目な読書会っぽい(笑))。

 

また、エラリイが「偽名を使っているけどこれってバレないの?」という問いには、「エラリイもクイーンもそもそも名前としては殆ど使われる事は無く非常に珍しいので、バレないというのはまずあり得ないが、舞台が1942年と第二次世界大戦時下ではあるけど、非常に長閑な町での出来事なので」との事。

うん、その辺りは小説として描くためにスルーって事ですね(笑)。

 

 

 ところで主人公のエラリイについての人物描写が殆どないので皆さんどういった印象をもっているのか気になりました。

 

まず、〈国名〉シリーズを読んでいる人からは推理マシーンだったエラリイも人間味が出るようになっており、それまでのエラリイとは印象がだいぶ違って見えるようで、〈国名〉シリーズの頃のエラリイなら早い段階で犯人も分かったのではないかとの声も。

これにはエラリイがパットに夢中になって推理どころでは無かったのではといった意見も(笑)。

 

逆にクイーンを今回初めて読むといった方は、エラリイが最初は結構年上なイメージで読んだという方や、イケメンで若いイメージで読んだという方も(角川文庫版の〈国名〉シリーズの表紙イラストの影響大ですね(笑))。

 

気障っぽいセリフや行動も見られるので、気障な男という印象もありましたが、〈国名〉シリーズからするとこれでもだいぶ柔らかく、そして大人になっているそうなので、その辺も含めてエラリイ・クイーンが登場する作品を読みたくなった参加者も多かったようです。

 

 

また、エラリイ以外の登場人物についてですが、やはりジムに対する風当たりが強かったですね。

「そもそもライツヴィルに戻ってくるなよ」

「戻ってくるなら色々始末してからにしろ」

「とにかく許せない」

「よく平気な顔で戻って来れるな」

「金を無心するな」

などなど辛辣な意見が多数。

いいところを見せる部分もありますが、それを差し引いてもジムはダメ男として認定されておりました(笑)。

 

 

その他の登場人物についても、ノーラに関しては理解できたり共感できる部分もあるという方もいれば、共感は出来ない、もしかしたら一番怖い人物かもという意見も。

 

パットについては、カーターに見せつけるようにエラリーといちゃいちゃするような場面はありますが、ジムとノーラ、そしてライト家を守ろうとする姿が健気。

そして可愛いとも(笑)。

 

また三姉妹の長女であるローラが、実は一番人物像がしっかりしてていい人なのではといいった意見も。

 

 カーターについては、検察としての立場ながら実は裏ではライト家を守ろうとしていた様子が描かれる場面に男らしさを感じたという感想も。

付き合いだしたばかりのパットは突然町にやってきたエラリイといい感じになっているし、事件後は検察とライト家との間で板挟みになっている、結構可哀想なキャラクターなのだったかも知れません(笑)。

 

 

そうそう、日本では過去に『配達されない三通の手紙』というタイトルで映画化されており、その事について原作との違いや役者についてなど越前先生からお話が。

こちらも気になるので観てみたいものです。

 

 

さて、この『災厄の町』から始まる〈ライツヴィル〉シリーズですが、越前先生もエラリイが大人になっていく様子が描かれいるからこそ好きだと仰っていました。

『災厄の町』の新訳を手掛けた後も、『フォックス家の殺人』と『十日間の不思議』の新訳を手掛けたいと出版社にプッシュされていたそうで、それが実現し、ようやく『フォックス家の殺人』の新訳版が今年の12月に、『十日間の不思議』の新訳版は来年刊行される事になったそうで、みなさん、今から楽しみにしていてください!

 

 

なにはともあれ、クイーンを初めて読んだという参加者もそうでない方も、他のクイーンの作品を読んでみたくなったという意見で一致。

 

そんなクイーン初心者に、コテコテなミステリーが読みたい方は『ローマ帽子の秘密』から始まる〈国名〉シリーズを。

中ぐらいな論理的な謎解きが好きな方には『Xの悲劇』から始まる〈ドルリー・レーン〉四部作を越前先生もお勧めしていたので、クイーン初心者としては参考にしたいところですね。

 

 

また、クイーンを知る上で参考になる図書の紹介も。

 

エラリー・クイーン  パーフェクトガイド』(絶版)

エラリー・クイーン Perfect Guide
 

 

エラリー・クイーン論』

エラリー・クイーン論

エラリー・クイーン論

  • 作者:飯城 勇三
  • 発売日: 2010/09/01
  • メディア: 単行本
 

 

エラリー・クイーン  推理の芸術』

エラリー・クイーン 推理の芸術

エラリー・クイーン 推理の芸術

 

 

などの他に、日本での近刊予定である『BLOOD RELATIONS』は、著者のフレデリック・ダネイとンフレッド・ベニントン・リーの書簡集となっており、二人の仲が相当悪い中で傑作が生まれる様子が分かり興味深いとお勧めされていました。

Blood Relations: The Selected Letters of Ellery Queen, 1947-1950

Blood Relations: The Selected Letters of Ellery Queen, 1947-1950

  • 作者:Goodrich, Joseph
  • 発売日: 2012/01/23
  • メディア: ペーパーバック
 

 

 

 

読書会そのものは予定より30分程オーバーしてしまいましたが、それだけ越前先生のお話も面白く、また、楽しかったのは参加して下さった皆さんのお陰です。

 

それから今回開催するにあたり、以前に本書を課題書に読書会を開催していた大阪読書会と金沢読書会の世話人様から資料を提供していただきました。

また、参加者の中から〈ライツヴィル〉の地図を提供して下さった方も。

今回、レジュメ作成はサボろうかとも思っていた世話人としては大助かりでした(笑)。

あらためて御礼申し上げます。

 

 

 

さて、次回の福井読書会は10月31日に『弁護士ダニエル・ローリンズ』を課題書に開催と先日告知したところですが、お陰様であっという間にお席が埋まりました。

オンラインでという事で気軽に遠方からもご参加いただけるのも嬉しい限りです。

 

その後の予定としては、このままオンラインでやるにせよ、対面での開催を再開するにせよ、雪が降る前に一度開催できればなと思っておりますので、時折当サイトもしくは世話人twitterをチェックしていただけると幸いです。

 

 

 

ローマ帽子の秘密 (角川文庫)

ローマ帽子の秘密 (角川文庫)

 

 

Xの悲劇 (角川文庫)

Xの悲劇 (角川文庫)

 

 

 

「第5回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会」開催のお知らせ(10/3追記 お陰様で満席となりました!)

★10/3 15時 追記 お陰様で満席となりました!
                         ※以降はキャンセル待ちとなりますのでご承知下さい。
 
 
皆様
 
お変わりありませんでしょうか。
福井読書会世話人ズです。
 
「第5回福井読書会」、〈オンライン〉での開催のお知らせです。
 
課題書はヴィクター・メソスの『弁護士ダニエル・ローリンズ』
 

 バツイチの酔いどれ弁護士ダニエルが無実の少年を助けるために、傷付き悩みながらも正しい事をしようと奮闘する姿に思わず応援したくなるリーガルサスペンスです。

 
下記をご覧の上、ご都合つく方は是非ご参加下さい。
 
 
日   時:2020年10月31日(土)開始20:00 終了22:00頃(予定)
場   所:ミーティングIDをご参加の方に案内
課 題 書:『弁護士ダニエル・ローリンズ』ヴィクター・メソス 著/関 麻衣子 訳
     (ハヤカワ・ミステリ文庫 ※電子書籍あり)
参  加  費:無料 ※課題書は読了のこと
 

【申し込み方法】
専用アカウント(fukui.honyaku.bookclubあっとまーくgmail.com)までメールにてお申し込み下さい(あっとまーくを@に置き換えてお送り下さい)。
件名を「福井読書会5」とし、メール本文には下記の内容をご記入お願いいたします。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.お名前:
※ ご本名でお願いいたします。商業媒体に発表されている方は筆名でもかまいません。
2.緊急連絡用の電話番号:
3. お住まいの都道府県:―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

※ 定員に達した時点で受付を締め切ります。
※ お申込み後、順次受付確認のメールをお送りしますので、@gmail.comからのメールを受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。
※ お申込み後、数日を過ぎてもこちらから返信がない場合はお知らせください。

 

なお、web会議用のアプリを使用いたします。

第3回、第4回に続きオンラインでの開催となりましたが、今回もリアルに近い形で開催したいので、恐れ入りますが顔出しでの参加をお願いいたします。
 
そして、今回は課題書の翻訳を手掛けられた関麻衣子さんをゲストにお迎えする事になりました!(≧▽≦)
 
主人公の酔いどれ弁護士ダニエルにちなんで、お酒の入ったグラスを片手に気楽にご参加いいただけたらと思います(未成年者はソフトドリンクでね)。
 
 

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「第4回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会」、募集開始です!(8/9追記 満席となりました)

★ 8/9追記 お陰様で満席となりました!

                      以降はキャンセル待ちとなりますのでご了承下さい。

 

 

【第4回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会】開催いたします!

 

皆様お変わりありませんでしょうか。

新型コロナウイルスの影響で、やはりリアルでの開催は難しい状況が続いております。

という訳で、前回に引き続き《オンライン》にて「第4回福井読書会」を開催する事にいたしました。

 

課題書はエラリイ・クイーンの『災厄の町(新訳版)』。

 著者エラリイ・クイーン(フレデリック・ダネイ)が自ら「最高作」と公言した巨匠の代表作の一つです。

しかし、本格ミステリに疎い世話人ズ、課題書に決めたのはいいけど今から不安を抱えています。

そんな世話人ズに心強い援軍が・・・。

なんと、今回は翻訳者の越前敏弥先生がゲストで参加して下さいます!

うん、これで世話人ズも黙ってても格好がつくなんて安心しております(笑)。

 

越前先生の貴重なお話が聞ける機会です。

下記をご覧のうえ、ご都合つく方は是非ご参加下さい。

 


日     時:2020年8月29日(土)開始19:00 終了21:00頃
場     所:ミーティングIDをご参加の方に案内
課  題  書:『災厄の町(新訳版)』
                    エラリイ・クイーン 著/越前敏弥 訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)
募集人数:8名
参  加  費:無料 ※課題書は読了してきて下さい。
※募集開始:2020年8月7日(金)20:00より

 

【申し込み方法】
専用アカウント(fukui.honyaku.bookclubあっとまーくgmail.com)までメールにてお申し込み下さい。
件名を「福井読書会4」とし、メール本文には下記の内容をご記入お願いいたします。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.お名前:
※ ご本名でお願いいたします。商業媒体に発表されている方は筆名でもかまいません。
2.緊急連絡用の電話番号:
3. お住まいの都道府県:―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

※ 定員に達した時点で受付を締め切ります。
※ お申込み後、順次受付確認のメールをお送りしますので、@gmail.comからのメールを受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。
※ お申込み後、数日を過ぎてもこちらから返信がない場合はお知らせください。

 

なお、web会議用のアプリを使用いたします。

恐れ入りますが顔出しでのご参加をお願いいたします。

 

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「第3回福井翻訳ミステリー読書会」の公式レポートと裏レポート、それと次回開催予定について。

2020年6月13日(土)に開催いたしました「第3回読書会」のレポートが翻訳ミステリー大賞シンジケート様のサイトにアップされています。

 

honyakumystery.jp

 

さて、今回も公式レポートとは別に裏レポートにていくつか記録しておきたいと思います。

 

 

「第3回読書会」は本来は4月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が

福井県内でも急速に広がっている状況を鑑み延期に。

 

会場の会議室も広めの部屋に変更し、消毒液を用意するなど感染症対策も準備しつつ、ギリギリまで悩みましたが、最終的には直前で延期を決定。

参加予定だった方にはご迷惑をお掛けいたしました。

 

それでも「楽しみにしていたので、オンラインででも開催して欲しい」とのお声を頂き、それならばと世話人同士で検討する中、課題書のルー・バーニー著『11月に去りし者』の翻訳を手掛けられた加賀山卓朗先生に、ゲストでご参加して頂けないかとお声掛けしたところ快諾していただけたので、一気にオンライン開催の準備を(ま、準備といってもオンラインなので特には必要ないんですが(笑))。

 

11月に去りし者 (ハーパーBOOKS)

11月に去りし者 (ハーパーBOOKS)

 

 

元々参加を予定して下さっていた方々にオンライン開催のメールをお送りし、最終的には世話人2名とゲストの加賀山先生を含めて8名での開催となりました。

 

世話人自身も読書会に慣れてない中で、初のオンライン開催。

進行役の世話人Fの表情も、きっと硬かったことでしょう(笑)。

 

しかしながら加賀山先生を始め、参加者の皆さんが優しく見守って下さったので、つつがなく進行できた・・・かな(汗)。

 

実際、口を挟むタイミングなどはリアルよりもオンラインの方が難しく感じますね。

特に今回参加して下さった皆さんは節度ある方ばかりだったので、皆さんもついつい遠慮がちになっていたのではないでしょうか。

ただ、その辺はオンラインでの経験が増えれば解消されていくような気もします。

 

また、今回、オンライン会議用アプリの機能、手をあげる、ミュート、チャットなどの機能についは基本的に使用しないで、出来るだけリアルに近い形で開催してみました。

 

これは世話人自身が慣れていないからアプリの機能を使いこなせないからではありませ・・・いえ、正直言うとそれも多少あるかも(笑)。

 

しかしながら、読書会そのものが初めてという参加者もいらっしゃいましたし、アプリの機能を使わなくても、意外と普通な感じ、リアルに近い感じで出来たので良かったと思います。

 

 

ところで課題書を選定するにあたって、今回は世話人Fのほぼ独断です(笑)。

だって、昨年、本書を読んだ時に「これでやりたい!」って思っちゃったんだからしょうがない。

世話人Nには押し付けるようになってしまいましたが、『11月に去りし者』は5月に「第11回翻訳ミステリー大賞」を受賞。

読書会には翻訳者の加賀山先生も参加していただけましたし、会そのものも色々な意見が出て盛り上がり、その後の懇親会でもまた加賀山先生から貴重なお話も聞けましたし、うん、結果オーライだったんじゃない?(笑)。

 

 

当面は新型コロナウイルスの影響でリアルな読書会を開催するのは難しいかも知れません。

なので、しばらくはオンラインでの開催が続く事になると思います。

 

ただ、オンラインでの開催となると「地方」の読書会の意味合いが薄れてしまうのが難しいところなので、募集する際には色々考えていきたいと思っています。

 

また、オンラインで参加するには「ちょっとハードル高いな」と思われる方も多いでしょうが、開催する側も不安に思っているのでご安心を。

「いや、開催する側が不安に思ってちゃ駄目でしょ」って思われるかも知れません(笑)。

でも、一緒に楽しい読書会を作り上げていくという事で、「福井読書会」に限らず他の読書会へ参加してみてはいかがでしょうか^^

 

 

 

さてさて、次回の「福井読書会」ですが8月29日(土)にオンラインにて開催予定です。

課題書や募集開始日など、近日中に詳細を当ブログとツイッターにてお知らせする予定です。

都合のつく方は是非ご参加下さい。

 

『月刊URALA』5月号で「福井翻訳ミステリー読書会」を紹介して頂きました。

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『月刊URALA』5月号にて「福井翻訳ミステリー読書会」について、小さくではありますが紹介して頂きました。

 

 

 

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縁あってデボラ・インストールの『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(小学館文庫)の紹介文を載せていただく事になり、そのついでといっては何ですが読書会についてもPRさせて頂きました。

 

本の紹介、「翻訳ミステリーじゃないのかよ」ってツッコミは置いといて(笑)、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』も素敵な作品なので多くの人に手に取って貰えると嬉しいですね。

 

ちなみに紙面の写真のタングは「富士書店」店主さん手作り。

コロナが収束し、お店の営業も通常通りとなりましたら、多くの人にタングを可愛がってもらいたいです^^

 

 

 

 

 

それにしても、新型コロナウイルスの影響、当分続きそうです。

4月4日に開催予定だった読書会も開催延期とさせていただきましたが、実際にいつ開催できるのか・・・。

「URALA」さんには次回は8月頃開催予定と書かせていただきましたが、そちらも難しいかも知れません。

 

なので、オンラインでの読書会についても現在検討中です。

世話人同士で調整し、課題書も改めて設定してお知らせしたいと思っておりますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。

「第3回福井翻訳ミステリー読書会」、募集開始です!(※5/24追記 オンラインで開催いたします)

☆6/13(土)オンラインで開催!(5/24追記)

 ※参加申し込みされていた方にメールさせていただきましたのでご確認下さい。

 

★第3回読書会は現状を鑑み延期とさせていただきます。

日程ついては今後の状況を見て改めて調整いたします(4/2追記)

★参加者の募集は打ち切りとさせていただきます(3/27追記)

★懇親会は中止とさせていただきます(3/27追記)

★残念ながら加賀山先生のご参加はキャンセルとなりました(3/27追記)

★課題書の訳を手掛けられた加賀山卓朗先生のご参加が決定いたしました!(3/2追記)

 

 

「第3回福井翻訳ミステリー読書会」 2020年4月4日(土)開催!
課題書は『11月に去りし者』ルー・バーニー 著/加賀山卓朗 訳(ハーパーBOOKS)です。

 

「翻訳ミステリー大賞シンジケート」様にて告知文がアップされ、本日22日より募集開始となりました。

 

honyakumystery.jp

 

リンク先、もしくは下記をご覧のうえ、ご都合つく方は是非ご参加下さい。

 

 

【第3回福井読書会】

日  時:2020/4/4(土)受付14:40 開始15:00 終了17:00頃予定

場  所:JR福井駅から徒歩5分以内(ご参加の方に別途ご案内いたします)

課題図書:『11月に去りし者』
     ルー・バーニー著/加賀山卓朗訳(ハーパーBOOKS)
     *電子書籍版もあり。
     各自ご用意のうえ、必ず当日までにいずれかを読了してご参加ください。

定  員:12名(世話人等除く)

参 加 費:無料

 

【申し込み方法】
専用アカウント(fukui.honyaku.bookclubあっとまーくgmail.com)までメールにてお申し込みください。
件名を「福井読書会3」とし、メール本文には下記のフォーマットをご使用ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.お名前:
※ ご本名でお願いいたします。商業媒体に発表されている方は筆名でもかまいません。
2.緊急連絡用の電話番号:
3. お住まいの都道府県:
4.懇親会の出欠(会費5,000円ほどを予定しています):
――――――――――――――――――――――――――――――――――

※ 定員に達した時点で受付を締め切ります。
※ お申込み後、順次受付確認のメールをお送りしますので、@gmail.comからのメールを受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。
※ お申込み後、数日を過ぎてもこちらから返信がない場合はお知らせください。

 

 

 

今回もいくつかのお店に協力いただきフライヤーも置かせて頂きました。

いつもありがとうございます。

 

今年は暖かいので、桜の見頃も早くなりそうですし、開催日が見頃を迎えてると嬉しいところです^^

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第3回福井読書会フライヤー

 

 

11月に去りし者 (ハーパーBOOKS)

11月に去りし者 (ハーパーBOOKS)

  • 作者:ルー バーニー
  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ジャパン
  • 発売日: 2019/09/17
  • メディア: Kindle