福井翻訳ミステリー読書会

翻訳ミステリー中心の読書会、福井翻訳ミステリー読書会の情報をお知らせしています。

「第3回福井翻訳ミステリー読書会」の公式レポートと裏レポート、それと次回開催予定について。

2020年6月13日(土)に開催いたしました「第3回読書会」のレポートが翻訳ミステリー大賞シンジケート様のサイトにアップされています。

 

honyakumystery.jp

 

さて、今回も公式レポートとは別に裏レポートにていくつか記録しておきたいと思います。

 

 

「第3回読書会」は本来は4月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が

福井県内でも急速に広がっている状況を鑑み延期に。

 

会場の会議室も広めの部屋に変更し、消毒液を用意するなど感染症対策も準備しつつ、ギリギリまで悩みましたが、最終的には直前で延期を決定。

参加予定だった方にはご迷惑をお掛けいたしました。

 

それでも「楽しみにしていたので、オンラインででも開催して欲しい」とのお声を頂き、それならばと世話人同士で検討する中、課題書のルー・バーニー著『11月に去りし者』の翻訳を手掛けられた加賀山卓朗先生に、ゲストでご参加して頂けないかとお声掛けしたところ快諾していただけたので、一気にオンライン開催の準備を(ま、準備といってもオンラインなので特には必要ないんですが(笑))。

 

11月に去りし者 (ハーパーBOOKS)

11月に去りし者 (ハーパーBOOKS)

 

 

元々参加を予定して下さっていた方々にオンライン開催のメールをお送りし、最終的には世話人2名とゲストの加賀山先生を含めて8名での開催となりました。

 

世話人自身も読書会に慣れてない中で、初のオンライン開催。

進行役の世話人Fの表情も、きっと硬かったことでしょう(笑)。

 

しかしながら加賀山先生を始め、参加者の皆さんが優しく見守って下さったので、つつがなく進行できた・・・かな(汗)。

 

実際、口を挟むタイミングなどはリアルよりもオンラインの方が難しく感じますね。

特に今回参加して下さった皆さんは節度ある方ばかりだったので、皆さんもついつい遠慮がちになっていたのではないでしょうか。

ただ、その辺はオンラインでの経験が増えれば解消されていくような気もします。

 

また、今回、オンライン会議用アプリの機能、手をあげる、ミュート、チャットなどの機能についは基本的に使用しないで、出来るだけリアルに近い形で開催してみました。

 

これは世話人自身が慣れていないからアプリの機能を使いこなせないからではありませ・・・いえ、正直言うとそれも多少あるかも(笑)。

 

しかしながら、読書会そのものが初めてという参加者もいらっしゃいましたし、アプリの機能を使わなくても、意外と普通な感じ、リアルに近い感じで出来たので良かったと思います。

 

 

ところで課題書を選定するにあたって、今回は世話人Fのほぼ独断です(笑)。

だって、昨年、本書を読んだ時に「これでやりたい!」って思っちゃったんだからしょうがない。

世話人Nには押し付けるようになってしまいましたが、『11月に去りし者』は5月に「第11回翻訳ミステリー大賞」を受賞。

読書会には翻訳者の加賀山先生も参加していただけましたし、会そのものも色々な意見が出て盛り上がり、その後の懇親会でもまた加賀山先生から貴重なお話も聞けましたし、うん、結果オーライだったんじゃない?(笑)。

 

 

当面は新型コロナウイルスの影響でリアルな読書会を開催するのは難しいかも知れません。

なので、しばらくはオンラインでの開催が続く事になると思います。

 

ただ、オンラインでの開催となると「地方」の読書会の意味合いが薄れてしまうのが難しいところなので、募集する際には色々考えていきたいと思っています。

 

また、オンラインで参加するには「ちょっとハードル高いな」と思われる方も多いでしょうが、開催する側も不安に思っているのでご安心を。

「いや、開催する側が不安に思ってちゃ駄目でしょ」って思われるかも知れません(笑)。

でも、一緒に楽しい読書会を作り上げていくという事で、「福井読書会」に限らず他の読書会へ参加してみてはいかがでしょうか^^

 

 

 

さてさて、次回の「福井読書会」ですが8月29日(土)にオンラインにて開催予定です。

課題書や募集開始日など、近日中に詳細を当ブログとツイッターにてお知らせする予定です。

都合のつく方は是非ご参加下さい。