福井翻訳ミステリー読書会

翻訳ミステリー中心の読書会、福井翻訳ミステリー読書会の情報をお知らせしています。

「第9回福井読書会《課題書:天使と嘘》レポート」と次回の予定について。

マイケル・ロボサムの『天使と嘘』を課題書にした前回の福井読書会の様子は、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」様に掲載していただいております。

 

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お時間ある方、読んでいただけたら嬉しく思います。

 

ちなみに、世話人同士で、当日まで特に打ち合わせは殆ど行わないままで、どちらが司会進行するかを決めるのも、参加者の皆さんが画面に集まりだしてからという、いきあたりばったりぶりをお見せしてしまいました(笑)。

 

そんなゆるい感じの福井読書会ですが、次回の予定について、少しだけお知らせです。

 

開催日時:12/18(土)20時より

募集開始:11月中旬ごろ

 

課題書ですが、前回は新作ミステリだった事、そして次はほっこり系でいきたいねと話していた事もあり、クラシックなドタバタミステリでと考えております(タイトルに「?」が入る作品の予定です!)

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

第8回福井読書会(課題書『シャーロック・ホームズの冒険)』のレポートについて。

昨日は第9回福井読書会(課題書:『天使と嘘』マイケル・ロボサム著 / 越前敏弥訳)でした。

 

ご参加下さいました皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!

 

色々お話が聞けて楽しく、予定より時間をオーバーしてしまいましたが、まだまだ語り足りない部分がありました(笑)。

 

 

ところで前回の『シャーロック・ホームズの冒険』読書会について、レポートは「翻訳ミステリー大賞シンジケート」にて掲載されていますので、そちらで雰囲気を感じ取っていただけたらと思います。

 

honyakumystery.jp

 

ちなみにこの時は、初めてZOOMのブレイクアウトルーム機能を使い、2班に分かれてそれぞれディスカッションを行いましたが、2班に分けようと決めたのは前日の夜の事でした。

 

いつもこんな感じで世話人同士の打ち合わせは殆ど無いまま、良く言えば臨機応変、悪く言えば行き当たりばったりで行っている、ゆるい読書会です(笑)。

 

なので、ちょっとでもご興味を持たれた方、お気軽にご参加下さいませ~。

【満員御礼!】第9回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会開催のお知らせ。

※ありがとうございます。おかげさまで満席となりました。この後はキャンセル待ちのみ受付となります(7/31追記)

 

秘めた過去を持つ臨床心理士と、嘘を見抜く特殊能力を持つ少女との関係を軸に描かれる傑作スリラー『天使と嘘』。

 

 

 

 

 

著者のマイケル・ロボサムにとって『生か、死か』(ハヤカワ・ミステリ文庫)以来、二度目のゴールド・ダガー賞を受賞した本作を課題書に、オンラインでの読書会を開催いたします。


そして今回はこれまでもロボサムの訳を手掛けてこられた訳者の越前敏弥さんがゲストで参加して下さいます! 

皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

【第9回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会】
日   時:2021年9月4日(土)開始20:00 終了22:00頃
場   所:ミーティングIDをご参加の方に案内
課 題 書:『天使と嘘』マイケル・ロボサム 著/越前敏弥 訳
     (ハヤカワ・ミステリ文庫 ※電子書籍あり)
募   集:9名
参 加 費:無料 ※課題書は読了してきて下さい。

 

 

申し込み方法】
専用アカウント(fukui.honyaku.bookclub@gmail.com)までメールにてお申し込み下さい。
件名を「福井読書会9」とし、メール本文には下記の内容をご記入お願いいたします。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.お名前:
※ ご本名でお願いいたします。商業媒体に発表されている方は筆名でもかまいません。
2.緊急連絡用の電話番号:
3. お住まいの都道府県:

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

※ 定員に達した時点で受付を締め切ります。
※ お申込み後、順次受付確認のメールをお送りしますので、@gmail.comからのメールを受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。
※ お申込み後、数日を過ぎてもこちらから返信がない場合はお知らせください。
※ web会議用のアプリを使用いたします。顔出しでのご参加をお願いいたします。

 

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【満席御礼!】第8回読書会(シャーロック・ホームズの冒険)開催のお知らせと第7回読書会(老いた殺し屋の祈り)レポート。

第8回福井翻訳ミステリー読書会は、コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの冒険』で2021年7月17日(土)に、オンラインにて開催いたします。

 

※ありがとうございます。おかげさまで満席となりました。この後はキャンセル待ちのみ受付となります(7/3追記)

 

詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」内の記事にて。

honyakumystery.jp

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

そして前回の読書会のレポートも同じく「翻訳ミステリー大賞シンジケート」内でアップされています。

honyakumystery.jp

 

この時は司会進行を、読書会直前に世話人のNさんに振ってしまい申し訳なかったですが、一参加者として気軽に参加できました(笑)。

【満員御礼!】「第7回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会」開催のお知らせ(4/12追記:ありがとうございます。満席につき【受け付け終了】いたしました!)

※ ありがとうございます!

 満席につき【受付終了】しております(4/12追記)

 

 

2021年5月15日(土)「第7回福井翻訳ミステリー読書会」開催のお知らせです。

 

課題書は『老いた殺し屋の祈り』マルコ・マルターニ 著/飯田亮介 訳(ハーパーBOOKS)。

 

老いた殺し屋の祈り (ハーパーBOOKS)

老いた殺し屋の祈り (ハーパーBOOKS)

 

 

 

詳細は翻訳ミステリー大賞シンジケート様にて告知して頂いておりますので、そちらをご覧ください。

 

 

honyakumystery.jp

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今回もオンラインでの開催となります。

 

そしてなんと、イタリアから訳者の飯田亮介さんがゲストでご参加いただける事になりました!

 

読書会もグローバルな時代に突入ですね(笑)。

 

貴重な機会です、是非ご参加ください。

 

 

 ※電子版もあります。

 

 

 

「第6回福井翻訳ミステリー《オンライン》読書会」レポート(課題書:コリーン・フーヴァー 『世界の終わり、愛のはじまり』)

昨年末(2020年12月26日(土))に開催いたしました第6回福井翻訳ミステリー読書会のレポート、アップしようしようと思いつつ3ヶ月も経ってしまいました。

 

1月の3年ぶりの大雪で調子が狂ったまま2月に入り、その後は年度末の忙しさで・・・って、言い訳ですね、すいません。

 

その読書会、課題書『世界の終わり、愛の始まり』(コリーン・フーヴァー 著/相山夏奏 訳(二見文庫))にて今回もオンラインで行いました。

 

 

ミステリーではなくロマンス小説という事で、課題者として発表した際に意表を突かれたと仰っていた方もいらっしゃいました。

 

実際、ロマンス小説を課題書にするという事でどうなるか不安はありましたが、読書会自体は本書の翻訳を手掛けられた相山夏奏さん、二見書房の担当編集者様がゲストでご参加下さった事もあり、総勢12名で大変盛り上がりました。

 

その中で上がった感想や意見について一部をご紹介させていただきます。

 

・タイトルがいい。最後まで読むとタイトルの意味が分かる。

・再読でも何度も涙。

・ライルとアリッサの兄妹が共謀しているのではと、ミステリな読み方をしてしまった。

・リリーの初恋の相手のアトラスが都合良すぎる存在に見えた。

・YA要素がある。

・(逆に)YA好きは濃厚な描写は大丈夫か心配。

・リリーの行動に納得いかないものがあった。

・ライルがリリーに惹かれた理由が知りたかった。

・ハーレクインぽいものかと思ったけれど、ミステリーっぽかった。

・男性が格好いいのでトキメク。

・手紙の部分が読みやすく、一人称である事で真実味が増していた。

・物語の構成がうまい。

・思わず笑ってしまようなユーモアある場面が好き。

銃社会である事、マリファナを吸う場面など、アメリカの現実と問題が描かれている。

・リリーが母から受けた一言に思わず涙した。

・ロマンス小説読者と、そうでない読者の感想が違うのが面白い。

ピンタレストやスクラブ、ワンジーなど、ロマンス小説を読んで初めて知る言葉もあり勉強になった。

・登場人物が成長していく様も読みどころ。

・善と悪の対比が立体的に描かれている。

・常識をひっくり返すのがうまくて、読み手の心をくすぐる。

・不穏なエンディングを迎えるのを願っていた。

 

などなど、こちらに書ききれない程の色々な感想が上がりましたが、ロマンス小説に慣れてないミステリ部員の参加者は、やはりミステリ的な読み方をしたという方も多かったですね(笑)。

 

また、ラストについても意見が分かれました。

もっともネタバレせずにそれらの意見を記すのは難しいのが残念なところ。

この辺りは未読の方には是非とも手に取って確かめて欲しいです。

女性だけでなく、男性にも、いえ、男性にこそ読んで欲しいと思える作品ですので、是非ともリリーと共に愛の意味について考えてみて下さい。

 

その他、主人公のリリーの相手役となる男性について、ヒーローであるライル、そしてリリーの初恋の相手アトラス、その二人のどちらが好みかで参加者の意見が分かれたのも面白かったですね。

ライルについては「金持ち」「格好いい」「ダメ男が好きなので」といった声で票が入る中、「しっかりしよろ」など厳しい意見も受けつつ票数を集めたのはアトラスの方でした。

そして、どちらも好みではないとの身も蓋もない意見も(笑)。

また、ライルの妹アリッサの夫であるマーシャルに一票入ったのが予想外とはいえ、一同思わず納得する場面も(笑)。

 

ところで今回の読書会で一番盛り上がったと言っても過言では無いのが、リリーがライルのスクラブ姿を見て興奮する場面を受け、参加者の性癖というか、趣味というか、萌えポイントをそれぞれ発表していただく流れになったところでしょうか。

「映画『愛と青春の旅立ち』のリチャード・ギアのような海兵隊の制服姿」、「映画『007』シリーズのダニエル・クレイグのようなスーツ姿」など上がる中、「アメリカの消防士が、イケメンマッチョな姿を見せるカレンダーがいい」とか、「警察官の制服がいい。手錠で捕まえて欲しい」などといった声には爆笑の渦に(笑)。

私も、2~3割は格好良く見えるというスーツにネクタイ姿で次回からは参加しようかなと考えています(笑)。

 

なにはともあれ本筋とは関係ないところで盛り上がれるのも読書会の一つの楽しみではないでしょうか。

 

さて、訳者の相山さんは、『秘めた情事の終わるとき』に続いてのコリーン・フーヴァー作品の翻訳となったそうです。

そのフーヴァー作品を翻訳するまではあまりロマンス小説を読んでいなかったとの事ですが、今回『世界の終わり、愛のはじまり』を訳すにあたり、じめっとしないよう気を付けた事や、他のロマンス小説には出てこないようなワードが出てくる事など、翻訳の裏話など色々お聞かせ下さいました。

 

それから二見書房様から今回の読書会に参加された方の中から希望者には素敵なプレゼントが後日届きました。

それは、本書の中でロマンチックでありながら事件のきっかけともなる重要なアイテムとして登場するBOSTONマグネット。

 

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素敵なマグネットを二見書房様、ありがとうございました!

 

また、今回の読書会そのものに参加は出来なかったものの、本書の感想やロマンス小説についてのメッセージを送って下さった、Nさん、そしてSさん、ありがとうございました!

ロマンス初心者が多かった参加者にとって色々と勉強にもなり、あらためてロマンス小説の魅力を感じた方も多かったようです。

 

 

さて、今回もオンラインでの開催ならでは、訳者の相山さん、担当編集様をはじめ北海道から福岡まで様々な地域から参加していただき、約2時間の読書会の間中、笑い声が絶えない本当に楽しい時間を過ごす事ができた事を、あらためて皆様にお礼を申し上げたいと思います。

 

 

そして次回の福井読書会ですが、2021年も春を迎えた事ですし、そろそろ始動したいなと考えております。

まだまだリアルでの開催は難しい状況かも知れませんが、ガチガチの本格ミステリから今回のようなロマンス小説まで幅広く見て課題書を決めていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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「第5回福井翻訳ミステリー読書会」レポート(課題書:ヴィクター・メソス 『弁護士ダニエル・ローリンズ』)

5回目となる「福井翻訳ミステリー読書会」は、第3回、第4回に続きオンラインにて2020年10月31日(土)に開催いたしました。

 

またもすっかり遅くなってしまいましたが、今回も簡単なレポートを記しておきたいと思います。

 

課題書は『弁護士ダニエル・ローリンズ』ヴィクター・メソス 著/関 麻衣子 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

ゲストに翻訳者の関麻衣子さんをお迎えする事ができ、定員12名で募集を開始したところ、一日経たないうちに満席となり、当初の予定から4名追加しての開催となり盛り上がりました!

 

 

さて、当日は先に実施したアンケートの内容についてお聞きしたりしながら、ザクっと参加者の皆さんから感想をお聞かせいただいたので、その一部をご紹介いたします。

 

・主人公のダニエルの設定が絶妙。

・2016年の作品だけれど、今のアメリカを象徴しているかのよう。

・意外に重い物語だった。

・主人公の相棒キャラ、ウィルが好き。

・ユーモラスでありながら自虐的なところが好き。

・ダニエルという主人公が魅力的でグイグイ読ませる。

アメリカの司法制度がよく分からなくて、物語に書かれているような事は本当にあるのかと疑問に思った。

・女性が強い物語で面白い。

・犯人はもっと早い時点で分かっても良かったのでは。

・違う結末の方が良かった。

・主人公の周りにはいい人が集まっているなど、白黒はっきりしている印象。

・最後は出来過ぎかとも思う。

・物語のために障がい者を被害者にする設定はあまり好きじゃなかった。

・米ドラマの「アリー my Love」に設定が似ている。

・根深い黒人差別など社会的問題について考えさせられた。

・ダニエルとテディが一緒に過ごした時間が、より信じる事に繋がったのでは。

・ダニエルのイメージは日本の俳優だと篠原涼子

・最初、主人公は男かと思ったぐらい、ダニエルが男前。

・裁判の行方は意表をつかれた。

・リーガルものが好きなのでツボだった。

・今年の上半期で読んだ中では1,2を争うぐらい好き。

 

などなど、皆さんから色々な感想や意見をいただいた中で、やはり主人公のダニエルというキャラクターが魅力的なのと、ダニエルの周りの登場人物もまた魅力的という点について皆さん意見が一致していたようです。

 

なお、翻訳者の関さんはジェットコースターのように喜んだり悲しんだりしながら読んだそうで、原書でも泣いて、訳しながらも泣いて、ゲラを読んでも泣いてと、何度も涙しながら読んだけど、参加者の皆さんの感想を聞いてこんなに泣いてるのは自分だけじゃないのかと、小さくショックを受けておられました(笑)。

 

 

一通り皆さんの感想を聞いた後はダニエルの元夫であるステファンと、ダニエルの調査員でありダニエルの事を想っているウィルについてどちらが魅力的だったりするのかも話題に。

 

ステファンは普通にいい人で特にダメ男ではないけけど魅力的でも無く、狂言回し的な役割だと身も蓋も無く評価されたり、一方のウィルに関してもいい男かも知れなけどロマンス的要素は本書に必要なのか疑問という声もありつつ、そもそもダニエルに男を見る目が無いんじゃないかなんて意見も上がっていました(笑)。

 

そんな中で株が上がったのはダニエルとステファン、二人の間の息子ジャックというのが面白かったですね。

確かに、ジャックという存在があったからこそダニエルが正義を貫く決意を得る事が出来ましたし、うん、確かにいい子だ(笑)。

 

 また、ダニエルに何かとマウント仕掛けてくるステファンの婚約者ペイトンについて。

彼女のキャラクターの個性が強すぎてステファンの存在感が薄れているとの声もあり、時間があればダニエルvsペイトンの場面についてなど、もっと掘り下げて話をしてみたかったところです(笑)。

 

 

さて、本書はこの作品のみで完結し、シリーズものではないのが残念という意見も多かったです。

それはやはり、バツイチで元夫に未練たらたら、二日酔いで法廷に入ったりするほどの酔いどれな主人公ダニエルは、突拍子もない行動を取ったりするもするけれど、お人好しでで正義感が強い存在として魅力的な人物として描かれている事。

そして、読んでみると根底に流れているテーマは重くとも、ユーモラスな語り口で読みやすいところもその理由としてあるのではないでしょうか。

 

ユーモア部分を面白く訳せているのか、そして読者が面白がって読んでくれるか心配だったと関さんは仰っていましたが、それは全くの杞憂で、読みながらつい笑ってしまったという読者も多いかと思います。

 

そのユーモア部分、ぶっとんだエピソードがいくつもあって、その辺も含めて話題は尽き無さそうでしたが、皆さんと語り合う時間が無くなってしまって残念。

 

実際、予定よりも30分ほど長く開催いたしましたが、参加者の皆さんもまだまだ語りたいと思う事があったかと思います。

 

この辺りは進行役の力量不足と反省(汗)。

機会があれば語り足りなかった部分もお話しできればと思いますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。

 

ちなみに今回、参加者16名のうち、福井在住が6名で、他は、兵庫県2名、埼玉県2名、静岡県2名、その他、愛知県、岐阜県大阪府、東京都からそれぞれ1名ずつご参加頂きました。

 

ダメ元で翻訳者の関さんにご参加をお願いしたところ快諾して頂けたり、全国各地からこうやって多くの方にご参加頂けたりするのはオンラインならではですね。

 

リアルでの開催が難しい状況は続いていますが、画面越しとはいえこうやって沢山の方に出会え、そして楽しい時間を過ごす事ができる事を感謝しております。

 

 

ところで本書のエピローグについて、関さんから訳すにあたって少し工夫された点があったとお聞きする事ができました(この点についてはネタバレになるので記す事は出来ませんが)。

そのエピローグ、少々甘くて不要だという方もいれば、ロマンチックで好きだと言う方も。

そんなエピローグも含めて、今の時代だからこそ沢山の方に読んでもらいたいと思える作品です。

未読の方は是非お手に取ってみて下さい!

 

 

 電子書籍版もあります

 

 

 ※関麻衣子さん訳の〈完全探偵エイモス・デッカー〉シリーズ。シリーズの続きを・・・!

完全記憶探偵 上 (竹書房文庫)

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※読書会の中でも話題に上がった映像作品

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